YEAR

2016年

ロシアと言えば、マトリョーシカ

ロシアのお土産物と言えば、マトリョーシカが浮かぶ人が多いのではないでしょうか。 お土産代表と言っても過言ではありませんね。 私自身、今までマトリョーシカやロシアの木のおもちゃには全く興味がありませんでした。留学中は人に頼まれたりすれば、お土産市場に買いに行ってなんとなく買っていましたが、欲しいと思ったこともなければ実際可愛いともあまり思っていなかったように思います。 お腹に描かれた柄が物語になって […]

ロシア人とねこ

こんにちは。 ふぁーにゃと一緒に暮らし始めてから、ロシア人の驚くほどの動物好きを目の当たりにします。 意外に思われる?かも知れませんが、ロシアはとても犬猫好きな方が多いんです。 それはもう、びっくりするくらいです。 例えば・・・ 同じ階に住むある初老の女性は、私が今の家に越してきてから一度もこんにちはのご挨拶もしてくれず、話した事もありませんでした。外人の私にどこか苦手意識を持っているのかな?とい […]

成人の日に思うあれこれ

ロシアは長いお正月休みが終わり、11日の今日から仕事始めです。 日本からすると長い休みで良いなと感じますが、実際は大多数の企業が12月31日まで お仕事をしているので理解出来なくはないですね。 ただ毎年10日までお休みかというとそうではなく、ロシアは1月7日がクリスマス (*ロシア正教がユリウス暦に基づいているから)ということもあり、 1日〜7日は確実にお休みですが、その後はカレンダーによって異な […]

日本人向け情報冊子『モスクワ・ナビ』

スターツ・ロシアから月に1度発行されている『モスクワ・ナビ』という 邦人向けのフリーペーパーがあります。 私はこちらの編集のお手伝いと、自分のコラムも書かせて頂いています。 初版からの編集作業に関わりもう2年以上が経過しました。 毎月の表紙は、モスクワの一瞬を捉えた素敵な写真です。 こちらはモスクワ写真部の方々にご協力頂いています。 こちら2016年1月号↓ 日本大使館やレストラン、ジャパンクラブ […]

『Mavita』の意味

Mavitaってなんですかと良く質問を頂くので、ここでご紹介します。 古いラテン語で 「Ars longa vita brevis」 (アルス ロンガ ヴィータ ブレーヴィス)という言葉があります。 単純に訳すと 「芸術は人の人生より長い」という意味になります。 この言葉を知ったとき、本当にそうだなとしみじみ実感しました。 美術品、陶器や彫刻、建築そして絵画、文学、音楽、バレエやオペラも全て 人の […]

年末年始と言えばの『くるみ割り人形』

年末年始になると各劇場で『くるみ割り人形』が盛んに上演されます。 皆とりつかれた様に(!?)くるみ割り人形を観に行きます。 しかし、その気持ちも何となく分かります。 テーマはクリスマスの夜と季節感たっぷりの題材ですし、何よりチャイコフスキーの音楽は 夢の国へと誘う効果絶大。更に耳に馴染んだメロディと、くるくる回るダンサー達の 踊りにすっかり目を奪われます。 特にロシアは1月7日がクリスマスというこ […]

ロシアのクリスマス

今日ロシアはクリスマス ロシア正教はユリウス暦を利用しており、少しずれた1月7日がクリスマスなんです。 なのでお正月を過ぎてからもずっと街中にはクリスマスソングが溢れ 派手に装飾されたもみの木が沢山。本当にあちこちにあります。 こちらは1905年通り駅にあるもの。とても大きいです。 劇場内にももみの木があり、開演前にдед мороз (ジェードマロース/極寒じいさん)と снегурочка(ス […]

コンプレックス

前回取り上げたバレエスタジオに友人の紹介で通うようになって4ヶ月。 フロア・バレエ(床に座ってバレエの動きやエクササイズなどを行うもの)から始め そろそろ・・・と思い、12月に通常のレッスンも試してみました。 フロア・バレエでさえ毎回レッスン終了後は身体中の筋肉がわなわなして 回復まで数日という情けない状況でしたが、久しぶりのレッスンは言わんこっちゃない ほぼ次のレッスンまで筋肉痛持ち越しでした( […]

ブリティッシュ・ブルーふぁーにゃのご紹介

外国で動物を飼うと帰国する時が大変・・・と思い、ずっと猫を飼うことを自分に禁じていた私。 しかしある一時帰国の時に実家の猫をいじっていじってぎゅうぎゅうしている私を見て母が一言 母:「モスクワでも猫飼ったら??」 私:「でも・・・」 母:「何かあれば家に連れて来れば良いじゃない」 この一言でガラガラガラ・・・と私の中の何かが崩れました。2014年の春。 その後モスクワに戻って1ヶ月もしない間に、出 […]

バレエ・スタジオ in Moscow

昨年の秋頃から、痛む足のケアの為にも少し運動が必要*だと思い、どこかバレエスタジオがないかと思っていた矢先、紹介してもらったスタジオがあります。 (*私はバレエ学校在学中の17歳の時に両足首の手術をしています。卒業後、身体改善のリハビリ指導を受けることが出来、痛みを克服してロシア・メソッドを一旦身体の外に出して、新しい動き方を取り入れて身体の使い方を変えることが出来ました。この話はいずれここに綴り […]

>総合芸術としてのバレエ

総合芸術としてのバレエ

舞台というものは演者たちだけでは成り立ちません。裏舞台で支えている多くの人々の尽力あってこそ表舞台がより引き立ちます。
建築・歴史・哲学・文学・音楽・美術・デザイン・踊り・歌、全てを包括しているのが劇場芸術です。
生活の中で芸術はなくても良いものかも知れません。しかしあるとより豊かになるものだと私は考えます。 人でしか紡ぐことの出来ない伝統の世界。色んな角度から眺めてみると、きっと新しい発見があるはずです。

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