ボリショイ劇場バックステージツアー詳細

パルテールにて。舞台上はバレエ「ジゼル」の装置
パルテールにて。舞台上はバレエ「ジゼル」の装置

*ボリショイ劇場バックステージツアー*

所要時間:1時間半(1時間に短縮も可。要相談)
平日・休日の10時から16時まで開催可能。
5名より申請可能。

(注意)
*マチネ(昼公演)のある日/シーズン・オフ(7月末から9月10日前後)は開催不可。
*お子様は10歳以上が対象。(子ども割引あり)
*参加費用:3800ルーブル/1名 *人数によって異なります。お問い合わせ下さい。
*15名以上の団体でのお申し込みの場合、2グループに分けてのご案内となります。ご相談下さい。
*月曜日は劇場自体が休館日の為、申込みを避けることをお勧めします。

《案内箇所》
ホワイエ・皇帝の間・特別展示室・観客席/パルテール/天井桟敷・大リハーサルルーム・ベートーベンホール
(作業状態を見て衣装部屋に入場することもあります)

3ヶ月に1度展示内容が変わる特別展示室にて
3ヶ月に1度展示内容が変わる特別展示室にて

*ツアー開催のきっかけ*
ロシアでは、劇場に行くと老若男女の客層の厚いこと、そして歴史を重ねた劇場という空間に圧倒されます。
しかし日本では、バレエが女性のものと思っている偏見、また敷居の高さを訴える人たちの多いことが常に気になっていました。
日本でも当たり前のように舞台芸術に触れられるようになれば良いのに・・・と考えていた矢先、2011年6年の歳月を経てリニューアルオープンしたボリショイ劇場とご縁が繋がり、日本人向けのバックステージツアーを企画するチャンスに恵まれました。全て日本語でご案内しております。

*ツアーの特徴*
舞台に興味があってもチケットの値段に驚いたり、何を観て良いか分からない等々、いきなり舞台を観るという行為に対して抵抗を感じる方もいると思います。このツアーでは建物の歴史や舞台の仕組みを説明し、劇場で働いている人たちの様子も垣間見て頂きます。観劇とは違った角度から劇場という空間を覗くことで舞台に対するハードルが少し下がり、観劇に一歩足を踏み込み易くなるきっかけになればと思います。
自分自身が実際に舞台に立っていた経験から、バレリーナの日常生活やバレエ学校の仕組み、日本との違い、またパントマイムの意味などもご紹介しております。

このツアーは、ただ単にバレエマニアを増やすことが目的ではありません。
「舞台芸術って色んな要素があって案外面白そうかも」と感じる機会となれば幸いです。

是非、気軽に参加してみて下さい。

>総合芸術としてのバレエ

総合芸術としてのバレエ

舞台というものは演者たちだけでは成り立ちません。裏舞台で支えている多くの人々の尽力あってこそ表舞台がより引き立ちます。
建築・歴史・哲学・文学・音楽・美術・デザイン・踊り・歌、全てを包括しているのが劇場芸術です。
生活の中で芸術はなくても良いものかも知れません。しかしあるとより豊かになるものだと私は考えます。 人でしか紡ぐことの出来ない伝統の世界。色んな角度から眺めてみると、きっと新しい発見があるはずです。

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