YEAR

2016年

バレンタイン

今日はバレンタイン。 ロシアでもここ数年День Святого Валентина(ジェン スビャートーヴォ ヴァレンチーナ)を祝うようになってきています。 ロシアのヤンデックス(*Yahoo Japanのようなポータルサイト)によると 「バレンタインデーは全ての恋人たち、恋する人たち、そして愛する人へプレゼントや甘美なメッセージを込めたカードを贈る日」 とあります。 西方教会の聖ウァレンチヌス […]

京都 ② ギャラリーひたむき・亀屋良永

昨日に引き続き今日も京都の話題を。 京都って美しいなぁと改めて感じたものがこちら。亀屋良永の季節の和菓子。 学生時代、大学の教授に紹介され寺町御池にあるギャラリー直向(ひたむき)というギャラリーずっとバイトをしており、結局卒業するまでお世話になりました。ここは京都の作家さんのものは勿論、萩焼や信楽などの器から南部鉄器や琉球ガラスまで、全国各地の作家さんの魂のこもった作品を扱っていたお店です。 秋田 […]

京都 ①

一時帰国を終えモスクワへ戻ってきました。 今回用事があって2度京都を訪れたのですが、やはり大好きな場所だと改めて感じました。 私にとって4年間の大学生活は、バレエのない、追われることのない(追い詰める必要のない)穏やかな時間でした。 好きな授業を時間の許す限り聴講出来るって、なんて恵まれた時間なのだと、在学中もしみじみ思いながら過ごしていたのを覚えています。 25歳で学生になると、訳が分からず単位 […]

谷崎潤一郎『秘密』の朗読劇

久しぶりのブログ更新です。モスクワを暫し離れ、遅ればせながらのお正月休みを日本で過ごしています。 昨日福井市美術館にて朗読劇を観てきました。 名古屋を拠点にし、全国で公演を行っている「劇団クセックACT」の看板俳優榊原忠美さんと、福井FM放送のアナウンサー飴田彩子さんによる“ブランノワール”の朗読です。 朗読と音楽や踊りなどとコラボする朗読劇を主催する今年9年目のグループだそうです。 ブランノワー […]

お風呂とねこ

猫って水が嫌いだと言いますが、ちまたではのんびりお湯に浸かってうっとりしてたり、お湯を張った洗面器に入ってぬくぬく嬉しそうな様子の猫動画が溢れていますよね。 ふぁーにゃは水を掛けられるのは大嫌い。勿論お風呂なんてもってのほかです。 しかしお水を見ているのは好きなようで、私がお風呂に浸かっているとヘリに座ってうっとりしていますし、日中もぽたぽた垂れている水道をずっと見ていたり、洗面台やバスタブの中で […]

ロシアの木のおもちゃ@ヤロスラブリ

先日マトリョーシカに関して書きましたが、今日は他の木のおもちゃをご紹介します。 ヤロスラブリ(Ярославль)というモスクワ北東にある「黄金の環」と呼ばれる街の1つになっているところで作られているものです。 まだ私自身は行ったことがないのですが、ボルガ側沿いの美しい街だと聞いています。 ボルガ側といえば、ゴロデツという街に行った時に(こちらはモスクワから特急電車で4時間+バスで1時間半〜2時間 […]

モノが壊れる時

モノが壊れる時が続いたことはありませんか? 私は昔、バレエ団を辞めて大検(高校卒業程度認定試験)の勉強をしている時から受験勉強中、どんどん立て続けに家電が壊れたことがありました。 洗濯機、電子レンジ、パソコン、コーヒーメーカーに電球が切れやすい、等々 自分から何か負のオーラでも出ているのか?とがっくりした覚えがあります。 (多分その通りで、相当追い詰められていたのだと思いますが) 洗濯機は気がつい […]

おそロシアと言われる所以?

モスクワは年末からずっとマイナス二桁の毎日です。 今週は少し気温が上がりましたが、それでもマイナス7度くらい。ものすごい雪が降り続けました。 12月の冬至が過ぎてからは少しずつ日が長くなってきているのが良く分かります。気温が下がるとすっきり晴れる日が多く、寒くても本当に気分が違います。 日本ではロシアという国の印象があまり良くないように思います。それは情報が少なく、未だに教科書に載っていたソ連時代 […]

ロマン・ヴィクチュクの世界 オスカー・ワイルド『サロメ』

先日『サロメ』を観てきました。 シュトラウスのオペラ『サロメ』ではなく、演劇の方です。 ロマン・ヴィクチュク劇場の『“サロメ” オスカー・ワイルドの奇妙な戯れ』です。 劇場はA・Jigarhanyana (А.ЖДИГАРХАНЯНА) 最寄りはウニベルシテート駅。 今年初の舞台鑑賞は演劇でスタートでした。 オペラ『サロメ』は オスカー・ワイルドの耽美的、退廃的な戯曲を、R.シュトラウスが極彩色の […]

ロシアでお勧め毛皮のコート

ロシアは皮や毛皮製品が沢山あります。 寒くなるこの季節になると、街ゆく人たちの大半が何かしらもこもこした上着を着ています。 代表的なのはшуба(シューバ)と дубленка(ドゥブリョンカ)です。 シューバは毛皮。ミンクが代表的ですが、他に狸やとても貴重な貂もあります。 ドゥブリョンカは辞書で調べると「なめし皮製羊毛外套」とあります。 つまり外側が皮で、中がもこもこの毛になっているものです。 […]

>総合芸術としてのバレエ

総合芸術としてのバレエ

舞台というものは演者たちだけでは成り立ちません。裏舞台で支えている多くの人々の尽力あってこそ表舞台がより引き立ちます。
建築・歴史・哲学・文学・音楽・美術・デザイン・踊り・歌、全てを包括しているのが劇場芸術です。
生活の中で芸術はなくても良いものかも知れません。しかしあるとより豊かになるものだと私は考えます。 人でしか紡ぐことの出来ない伝統の世界。色んな角度から眺めてみると、きっと新しい発見があるはずです。

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