NO IMAGE

ロシアの木のおもちゃ@ヤロスラブリ

先日マトリョーシカに関して書きましたが、今日は他の木のおもちゃをご紹介します。

ヤロスラブリ(Ярославль)というモスクワ北東にある「黄金の環」と呼ばれる街の1つになっているところで作られているものです。
まだ私自身は行ったことがないのですが、ボルガ側沿いの美しい街だと聞いています。
ボルガ側といえば、ゴロデツという街に行った時に(こちらはモスクワから特急電車で4時間+バスで1時間半〜2時間くらいのところ)見たことがありますが、とても雄大で川だというのが信じられないくらい大きかったです。ゴロデツの行き方はこちらのブログをご参照下さい。*こけもものるんるんモスクワ*
このゴロデツでも木の民芸品があるのですが、こちらも次回ご紹介します。ボルガ川は「ロシアの母なる川」とも呼ばれていますが、ヨーロッパ州最長の川なんですね。

ニージニー・ノボゴロドでの1枚。教会とボルガ川
ニージニー・ノボゴロドでの1枚。教会とボルガ川

川沿いの街が沢山あるのですが、ヤロスラブリもその一つ。

ボルガ川の水流
ボルガ川の流域 by wikipedia

この街では木のおもちゃが作られています。
前から噂は聞いていましたし街中のおもちゃ屋さんでも見かけたことがありましたが、毎年12月にモスクワの展示場で開催されている全ロシアから出品されるマーケットで、今回やっと購入できました。このマーケットЛадья(ラジヤー)というのですが、こちらもまた今後触れたいと思います。

さて、その木のおもちゃですが、こちら。日本でもおなじみの絵本をモチーフにしたもの

大きなかぶ
大きなかぶ

ウクライナ民謡なんですよね。

こんな風にパズルみたいになっています。
こんな風にパズルみたいになっています。

こちらも絵本「おおかみと七匹の子ヤギ」から

オオカミとお母さん山羊が家の外にいるのが分かります
オオカミとお母さん山羊が家の外にいるのが分かります。これもパズルです これもパズルです

子どもが遊ぶのにぴったりのおもちゃです。

子どもじゃないのですが一人で遊んでしまいました・・・
子どもじゃないのですが・・・一人で遊んでしまいました

このほかロシアの民話は勿論、“ブレーメンの音楽隊”など日本でもおなじみのグリム童話などのモチーフもあり、更に積み木、車のおもちゃ、木馬などもあります。何よりも色遣いが優しく、また表情があたたかいのが特徴。
実用的に遊べてかつ大人も見ていて楽しいですね。友人の出産祝いや子どもへのお土産としても喜ばれます。

色々迷った末、上の2つを購入。
更に翌日、別の方について行くことになり、前日買おうか迷っていたものも再度見たらやはり購入してしまいました。こちら、「猫のなる木」笑。猫も木もばらばらになるパズルです。母親へのお土産にするつもりです♪

これは猫好きにはたまりません
猫が好きな人にお勧め

ロシアは木工のものが各地で沢山作られており、マトリョーシカもその一つなんですね。素朴で飾らない民芸品が多い様に思います。さらに実用的というのが嬉しいですね。また色々ご紹介していきます。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!

おみやげものの最新記事8件

>総合芸術としてのバレエ

総合芸術としてのバレエ

舞台というものは演者たちだけでは成り立ちません。裏舞台で支えている多くの人々の尽力あってこそ表舞台がより引き立ちます。
建築・歴史・哲学・文学・音楽・美術・デザイン・踊り・歌、全てを包括しているのが劇場芸術です。
生活の中で芸術はなくても良いものかも知れません。しかしあるとより豊かになるものだと私は考えます。 人でしか紡ぐことの出来ない伝統の世界。色んな角度から眺めてみると、きっと新しい発見があるはずです。

CTR IMG