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日本も秋の気配が漂い始めていると思いますが、モスクワは一足先にコートの季節に突入しました。

9月に入りモスクワ中にある劇場が動き始めています。ボリショイ劇場のバックステージツアーも開始しました。

さぁ、始まりますよ
さぁ、始まりますよ

1ヶ月半のお休みの間に劇場も細かい修理や掃除がされ心持ち誇らしげになっていました。

これからが季節本番。少しずつ日が短く寒さが深まるこの国で、一番熱い季節になるとも言えます。

スカラ座の客演からスタート。オーケストラピットを上げてコンサート使用になっていました
スカラ座の客演からスタート。リハーサルの合間に客席へお邪魔しました

暗くて寒くなるとは言え日常の延長にある別世界を楽しめると、この国の人たちが守り育ててきた芸術の深さ、そして生き方の工夫に少し触れる事が出来るかなと思います。

オーケストラピットを上げてコンサート使用になっていた舞台
オーケストラピットを上げてコンサート使用になっていた舞台

大リハーサルルームでは9月18日から控えているオペラ「ボリス・ゴドノフ」のリハーサル中で、お腹の底から響き渡る声に聴き入りました。人が楽器になる姿を目の当たりにすると人間の創り出す芸術ってすごいと改めて思います。

instagramでバックステージツアーの様子や様々な劇場やコンサートの写真などアップしていきますので、興味のある方は是非覗いて見て下さい。Mavita-instagram

では、季節の変わり目体調管理しっかりでお過ごし下さい☆

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>総合芸術としてのバレエ

総合芸術としてのバレエ

舞台というものは演者たちだけでは成り立ちません。裏舞台で支えている多くの人々の尽力あってこそ表舞台がより引き立ちます。
建築・歴史・哲学・文学・音楽・美術・デザイン・踊り・歌、全てを包括しているのが劇場芸術です。
生活の中で芸術はなくても良いものかも知れません。しかしあるとより豊かになるものだと私は考えます。 人でしか紡ぐことの出来ない伝統の世界。色んな角度から眺めてみると、きっと新しい発見があるはずです。

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