平成の終わりに思ったこと

日本は平成が終わり令和の新しい時代が始まりましたね。

モスクワはメーデーのお休みと、5月9日の戦勝記念日に向けて全体的にお祝いムードです。

玉ねぎの皮で煮詰めて染めた卵。復活祭のお祝いをしました

 

最近感じたことなのですが、

世界中を旅行して、違う文化に触れて、沢山の人に出会って

価値観や考え方にいろんな影響を与える機会があったとしても

その景色の中ではあくまでも自分は旅人であって

人々の生活を、束の間垣間見せてもらう立場で。

 

結局自分というものは 今どこにいて誰と時を過ごしているか、その中にしか真実がなく

だからこそ、それを俯瞰する為に世界を大きく捉えて見る目も必要ですが

今目の前の物事を丁寧に愛でる心がなければ

本当の意味で自分を大事に出来ていないのだろうなと思います。

 

つまり

たとえ世界を旅して見聞を広めたとしても

目の前の人を大事に出来ないのであれば

それは世界を知ったことにはならないんだなってこと。

 

そんなことを改めて思った平成の終わりでした。

コツコツ目の前のことに向き合いながら、出し惜しみない愛を持って周りの人も自分も大切に生きていきたいと思います。

まるで夜桜のような新緑たち。パスハ(イースター)の前夜に眺めた景色。

新しい時代が平和で、人々が自分と違う人や他者を自分と同じくらい大事にできる時代でありますように。

 

もふもふ平和です

 

素敵な毎日を。

 

 

ぶらりアムステルダム レンブラントの『夜警』に会いに

8月の話ですが、旅行の帰り道トランジットの時間を利用してアムステルダム国立美術館にぶらりと行ってきました。
同志社大学の授業で沢山見せられた西洋絵画の数々。バロック美術といえば光と闇の対照を劇的に描いたカラヴァッチョ、ルーベンスやフランドル絵画、その中でも17世紀を代表する画家、レンブラントの『夜警』はいつか見てみたいなーと思っていた1枚。

美術館内を好きなだけうろうろし、沢山の人だかりが出来ている奥の部屋を目指してのんびり歩いていましたが、その絵が遠目で見えた瞬間、なんとも不思議な感覚になりました。

見えてきた・・・

レンブラントは明暗の表現に長けていると教科書の中では知っていましたが、特に「明」の部分が思った以上に鮮明でびっくり。

それに全体がとってもドラマチック。

そう、何となく皆が「演じている」ような風景で、目線や動きがまるで舞台のようでとっても存在感がありました。
何よりも明るい!スポットライトを浴びているかのような浮き上がり方。堂々とした威厳。

名画と言われ歴史に残っている巨匠たちの作品は、世代を超えて人を魅了する何かが宿っている。
当たり前のことなのかも知れませんが、改めてそう感じた時間でした。

Mavitaを立ち上げた時に、社名の中に意味を込めた古いラテンの言葉。*『Mavita』の意味

Ars Longa vita brevis.

“芸術は人の人生より長い”

本当にその通り。人の作り出す芸術は、作者がこの世を去った後もずっと残ります。
そして後世の人たちを刺激し、励まし、そして慰めてくれる。
人の情熱が生み出した何かは、誰かの生きる上での豊かさを与えてくれるものとなるのですね。

大自然が惜しみなく見せてくれる圧倒的な一瞬の特別な風景。そして人の作り出す芸術の奥深さ。
この夏は両方を感じる旅をしました。

『ユダヤの花嫁』見れば見るほど、とても温かい気持ちになりました

トランジットの短い滞在でしたが、オランダに寄れて良かったです。