お知らせ

モスクワより、メリークリスマス☆

今日はクリスマスですね♪

ボリショイ劇場前。何となく見覚えのあるような・・・

ボリショイ劇場前。何となくどこかで見たことあるような・・・

といってもロシアのクリスマスは1月7日なので普通の日です。何故1月7日かというと、ロシア正教は元々ユリウス暦に基づいておりグレゴリオ暦と2週間のずれが生じるからです。しかし今年は週末に重なったので、何となくお祝いムード。

それにしても留学していた90年代は、12月は街中が賑やかになるわけでもなくライトアップがあるわけでもなく、かろうじて、“С Новым годом!“(ス・ノーヴィム・ゴードム)という文字がちらほらあってもうすぐ新年と分かるくらい。
日本だと12月は年の瀬で街中が華やぎ気持ちがわくわく・・・という感じだったので、何だか寂しいなぁなんて感じていましたが、最近のモスクワはすごい事になっています。

あちこちに出現するスケートリンク

あちこちに出現するスケートリンク

巨大な氷のすべり台まで出現

巨大な氷のすべり台まで出現

宗教関係なくお祝いならば祝おう!というロシア人のミーハー根性は日本人ととても良く似ています。笑
資本主義になって、商業的な価値観が広まっている証拠なんでしょうけど。

あちこちにキラキラ綺麗なクリスマスツリーが姿を現しています。

赤の広場にあるツリー

赤の広場にて。グムの前のツリー

といっても、ロシアではクリスマス用ではなく、まずはお正月を迎えるためのЁлка(ヨールカ)もみの木なのです。
ところ変われば習慣が違いますね。

 

さて、毎年12月にロシア国内と周辺諸国各地から民芸品や特産品が集まり開催されるラジアーというクリスマス・マーケットがあるのですが、そこで私、ずっと欲しかったものをとうとう買ってしまいました。

それはこちら。

くんくん、なんだこれ

くんくん、なんだこれ

コンパクトに持ちやすくしてもらい(といっても中々重かったですが)

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開いて

おおおお

おおおお

組み立てて

なになになに

なになになに

これはこういうもの?

これはこういうもの?

いえ、こういうものです

いえ、こういうものです

なるほど、よくわかった

なるほど、わかった

このメゼンスカヤ・ロスピシ(メゼン塗り)はロシアの北、アルハンゲルスク地方の民芸品。赤と黒と白の3色しか使わずシンプルな模様が特徴的です。馬、鹿や鳥、木や草花の模様が描かれていてとても原始的。何故かこのメゼン塗りがロシアの民芸品の中で私は一番好きなんです。
用途は様々ですが、取りあえずは椅子として使いはじめました。
家の中が益々楽しくなってしまって、益々引きこもりです。笑

ラジアーはどうやら3月にも開催するようですよ。

Ладья – Весенняя фантазия 2017

1 марта – 5 марта
Место проведения: ЦВК «ЭКСПОЦЕНТР» на Красной Пресне
ラジアー 春のファンタジア2017。3月1ー5日エクスポセンターで開催

手作りの物は本当に世界に1つしかありません。
ひとつひとつ丁寧に描かれ作られた職人さんの作品達はどれも魅力的です。
興味があれば是非足をお運び下さい。素敵な出会いがきっとあると思います♪

 

では、改めてメリークリスマス!素敵な1日を☆

 

佳世さんの引退

昨日(12/19)はボリショイ・バレエ学校の先輩でありKバレエカンパニーでもお世話になった長田佳世さんの引退公演の日でした。

新国立劇場の記事はこちら

FacebookではKバレエの先輩や同期たち、またバレエ関係者たちが皆佳世さんの新国立劇場での最後の舞台カーテンコールの様子をアップしていました。
佳世さんの舞台、観たかったです。それだけが後悔・・・

新国立劇場の公式サイト↓

新国立劇場のサイトより

新国立劇場のサイトより

ずっと頑張って来られた佳世さん。

ボリショイ・バレエ学校時代はスベータ(スベトラーナ・ルンキナ/元ボリショイ劇場のプリマ)と仲良しで、2人の仲良しっぷりが「同士」という感じで羨ましかった覚えがあります。そしてロシア人にも負けず飄々としている佳代さんにひっそりと憧れていました。
Kバレエカンパニーに入団したと聞いた時は、さすが佳世さん!という感じでしたが、私もまた一緒に舞台に立てるとは思っておらず、再会出来てとても嬉しかったです。

バレエ団を退団して京都の大学にいるときに、関西に戻ってきていた佳世さんと京都でレッスンに行ったことがありました。

バーが終わってセンターレッスンの時(まずはバーを持って基本的な動きを一通りした後、センター/フロアに移動します)他のグループが踊っている最中、ちょっとしたことだったのですが先生に注意されたことを端の方で何度も練習していました。劇場でプロとして踊っていて他の人から見たら不満な所なんてないだろうと思うくらい実力のある人なのに、その細かい所を繰り返している姿を見て、才能のある人ほど努力をするなと改めて思ったのを覚えています。

注意されたことはその場で直す。出来るまでやる。その真摯にバレエと向き合う姿勢は、今までお世話になってきた先生たちから、そしてバレエ学校で、またプロになってからずっと自分に叩き込んできた姿勢なのだと思います。
常に上を目指し自分に厳しかったその姿は、本当にさすがだなとしか思えませんでした。

引退を決めたときはどのような気持ちだったのか、それは分かりませんが、ずっと自分と向き合って来たからこそ時期を見極めたのだと思います。

佳世さん、本当にお疲れ様でした!!