ボリショイ日本公演に思うダンサーのキャリアについて
6月1日からボリショイバレエの日本公演が始まりました。まずは広島から、 そして本日4日からは東京文化会館で「ジゼル」と「白鳥の湖」が連日上演されます。 先日早稲田大学の方でまたバーチャル・バックステージツアーの講義をさせて頂く機会がありました。その時にダンサーについても色々調べていたのですが、今回の来日公演にあたってのダンサーたちへのインタビューや他の劇場内部の人たの話によると、どうやら2016年 […]
6月1日からボリショイバレエの日本公演が始まりました。まずは広島から、 そして本日4日からは東京文化会館で「ジゼル」と「白鳥の湖」が連日上演されます。 先日早稲田大学の方でまたバーチャル・バックステージツアーの講義をさせて頂く機会がありました。その時にダンサーについても色々調べていたのですが、今回の来日公演にあたってのダンサーたちへのインタビューや他の劇場内部の人たの話によると、どうやら2016年 […]
先日アップした怒濤の日々の合間に2回一時帰国していたのですが、2回目の先月4月は朝日新聞社で「バーチャルバックステージツアー」なる講演会をさせて頂きました。 今年は1957年のボリショイ劇場初来日公演から丁度60周年記念の年になります。6月に来日公演を控えており、そのプレイベントとして早稲田大学バレエ史研究家の川島京子先生とご一緒させて頂きました。 以前、同志社大学の学生さんのゼミで講演をしたこと […]
ボリショイ劇場のバックステージツアーの案内を始めて、丁度5年が経とうとしています。 このツアーはロシアの劇場芸術の伝統を知って貰うことは勿論、舞台って何だか良く分からないという方に、 「バレエ=女性だけのものという思い込みに気付いて貰う」 「観劇に対するハードルを下げる」 「バレエや舞台に対する偏見を少しでも払拭する」 ということが最大の目的です。 しかしロシアにいらっしゃる日本人の数はそこまで多 […]
新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致します☆ 大晦日から0時を過ぎて新年を迎えてからも、あちこちで花火がピカピカしていました。市民の迷惑を考えることなく、モスクワは夜な夜な花火をあげます。近場からも遠いところからもどーんどーんと音が鳴り続けていました。 元旦の朝は外を歩いている人は殆どなし。行き来しているバスも空の状態。静かーな元日でした。夜中の方が車も人も多かったです […]
日本も秋の気配が漂い始めていると思いますが、モスクワは一足先にコートの季節に突入しました。 9月に入りモスクワ中にある劇場が動き始めています。ボリショイ劇場のバックステージツアーも開始しました。 1ヶ月半のお休みの間に劇場も細かい修理や掃除がされ心持ち誇らしげになっていました。 これからが季節本番。少しずつ日が短く寒さが深まるこの国で、一番熱い季節になるとも言えます。 暗くて寒くなるとは言え日常の […]
3月30日にボリス・アキーモフの芸術活動50周年を記念したコンサートがボリショイ劇場で予定されています。 彼はソ連時代、上の写真の右側ユーリー・グリゴローヴィチ芸術監督率いるボリショイ劇場の全盛期を飾った代表的なダンサーです。 簡単な略歴を・・・ 1965年ボリショイバレエ学校を卒業後ボリショイ劇場へ入団。1979年にギチス(教授法の大学)も卒業。 1980ー88年にギチスでも教師としてクラスを持 […]
少しずつ日差しが強くなってきており、季節の移ろいを感じる今日この頃。 サンクト・ペテルブルグに仕事少々/観劇メインにやって参りました。 ここは北に位置しているだけありモスクワよりも少し気温が低く、フィンランド湾の影響で冷たい風が吹いています。しかし久しぶりにしっかり気温が下がったすっきりと気持ちの良いお天気に恵まれました。 モスクワの2月は本当に暖かく結局マイナス10度を越えるこることは殆どありま […]
Mavitaってなんですかと良く質問を頂くので、ここでご紹介します。 古いラテン語で 「Ars longa vita brevis」 (アルス ロンガ ヴィータ ブレーヴィス)という言葉があります。 単純に訳すと 「芸術は人の人生より長い」という意味になります。 この言葉を知ったとき、本当にそうだなとしみじみ実感しました。 美術品、陶器や彫刻、建築そして絵画、文学、音楽、バレエやオペラも全て 人の […]
今回はボリショイ劇場バックステージツアーについてです 写真はモスクワ写真部・元部長の中村さんにお願いして撮って頂いたものに加え、以前撮影されたものをご提供頂きました。 まずは劇場前で集合 中に入ってクロークにコートを預けます その後注意事項と自己紹介をした後に案内開始です。 こちらの特別展示室は3ヶ月に1度くらいの割合で展示内容が変わります。バレエに関するものの時もあればオペラに纏わる展示もありま […]