東京

カラーセッション、色ってすごい!体験談

雪やみぞれが続いた5月前半とは打って変わり、モスクワも一斉に緑が芽吹く良い気候になりました。

今日は3月に受けたカラーセッションについてです。

似合う色たち

バックステージツアーをはじめ4月に頂いた講演の機会など、人前に出ることが増えたので自分に似合う洋服等客観的なアドバイスがほしいなーと考えていたのですが、その思いが叶いました。

怒涛の日々が続いた2−3月の間、一時帰国の合間を縫ってカラーコンサルティングをされているT`s colorの後藤妙子さんを訪ねました。
後藤さんは「色」と「心」の専門家として、今まで18年以上の間に2000人以上の方のセッションを行って来たカラーコンサルティングのプロフェッショナルです。

今から10年以上前、東京に住んでいてKバレエカンパニーに所属していた頃の話ですが、
友人と待ち合わせたある日、ガラリとその彼女の印象が変わって随分驚いたことがありました。待ち合わせ場所(吉祥寺の出口でした。それもはっきり印象に残っています)に現れた彼女は、なんていうか垢抜けて華やかになったというか。楽チンそうな雰囲気に圧倒されました。
どうしたの?と聞かずにはいられず尋ねたところ、「カラーコンサルティングを受けて来た」とのこと。自分がどのグループ(スプリング・サマー・オータム・ウィンター)に属していてどのような色が似合うのかが分かって面白かったと言っていたのがとても印象に残りました。
それ以来、いつか私もその方に見てもらいたいなーと思いつつ、時間が経っていました。

3月の日本滞在中にふっと思いつき、急な話だったので1日しか空いていなかったのですが、その日に限って後藤さんも1日OKとのお返事が!これは行くべし、と思い彼女の元を訪れました。

以前、知人の知人でパーソナルカラー診断の勉強をしている人がいて、一度だけ練習的に見てもらったことがありました。その時は私は「スプリング」で「アイボリー」が一番似合う色、と言われました。

今回プライベートセッションで見てもらった結果、私は「オータム」で渋くて深い色が似合うということがわかりました。アイボリーっぽいベージュやキャメル、ブラウン、テラコッタ・赤レンガ色みたいな茶色が特に似合う色に入っていました。
とにかく、目から鱗だらけのセッション。
3時間みっちり診断を受け、その後3時間ショッピングエスコートもお願いしました。

以前見てもらったときにスプリングと聞いて明るめの色が似合うのかーと思っていましたが、実際手に取る洋服は暗めの色が多く、またここ数年はロシアでの洗濯事情でくすんでも分かりにくい黒ばかり選んでいました。というのも、ロシアでは水の質が悪いせいか、洗濯するほどに色が黄ばむというかなんとなくグレーっぽくなって行くので、高価な洋服や色が鮮やかなものを選ばなくなっていました。(男性の方はワイシャツでその色の変わり方がわかると思います)選ぶ洋服もどうせ汚れるし、というのが前提での選択になっていました。

ダウンコートや上着に関しては、雪や雨の多いロシアではかなり汚れるので黒が安心ですし、気候に準じて着るものはもちろん変わって来ます。しかしそれにしてもここ数年自分の着ているものは着々と黒が増えていました。

さて、セッションを受けショッピングに出かけて、「これ!」「これ!」とさっと選んでくれる後藤さんに戸惑いつつ、着てみると「おー!!」と驚きの声を上げずにはいられませんでした。特にオリーブグリーンのワンピースを着たとき、自分の肌が綺麗に見えたのがとても印象的でした。

選んでもらった洋服の写真を撮って従姉妹に見せたところ、

渋くて深みのある色たち

「イメージあるよ。昔こういう色着てたよねー」

と予想外の反応。

つまり、昔お金がなくてとっておきの好きな洋服しか買えなかった時は、ちゃんと自分に似合う洋服や色を選んでいて、大人になって色々と選択できるようになってからは、TPOだの周りの目だのを気にして随分保守的になっていたりブランドで選んだりと、余計な思惑が入ってくるようになっていたのかもしれません。
仕事上黒を着なくてはいけない場合もあるとは思いますが「黒=無難」というのも思い込みで、人それぞれに無難な色が存在するのだと思います。

随分遡りますが小学校の時、今でもよく覚えていますがダークグリーンでニット素材のタートル&スカートの上下と、茶色いハイカットの靴がお気に入りでした。母親の趣味で小学生にしては結構渋い色ですが、私によく似合うと思って選んでくれていたのですね。

今回のセッションで感じたことは、身につける色によって気持ちが随分変わるということです。

明るい色を着たら気分が明るくなったり、落ち着いた色を着てプレゼンに挑んだり、またリーダーシップを取りたい時は赤いネクタイを選んだり、などなど、皆それぞれ自分なりのおまじないとかポリシーがあると思います。ダンサーはレオタードの色がお守りのようだったりジンクスだったりすることもあると思います。*このジンクスに関してはまた別途書いてみたいと思います。

そして「自分に似合う色」と「自分が好きな色」って実はちょっと違うようです。自分ではないなーと思っていた色でも、意に反して評判が良かったり褒められたりしたことがある体験をした人もいるのではないでしょうか。

私の場合、巡り巡って原点回帰させてもらったというか、元々好きだった色がまたどどーんとカムバックした、みたいな結果でした。

SHIPSで選んでもらったワンピースがとっても着心地良いしデザインも気に入ったため、扱っている店舗を教えてくださいとブランドのサイトから問い合わせをしたところ、事務所に来てもらっても良いとのことで4月の一時帰国の際に事務所にお邪魔させてもらいました(!)

素敵なワンピースがずらり。目移りしまくりです。真ん中の緑のワンピースが運命の出会い(笑)

troisiemechacoというブランドで、本当に素敵なデザインです。結婚式の二次会とかパーティー用はもちろんですが普段着でも上質で気分が上がります。シンプルなのに一捻りデザインがとっても上品。ぜひチェックしてみてください。

試着中。お邪魔虫ふぁーさん

色々行動してみると、新たな出会いや予想しなかった発見がありますね。

今回後藤さんに出会えたことで、私は自分の中でいろんな事がストンストンとはまるような、色から自分を整理するような、そんな感覚を覚えています。そのことを報告したら、後藤さんがブログにあげてくださいました。

悩みから成長への転換を起こすカラーコンサルとショッピングエスコートの実例

丁度近隣トラブルがあったり、住み慣れた場所から移動しなくてはいけない不安があったり、また新しい企画の件でこれからどうするべきか色々考え込んでしまったりと、ごちゃごちゃ考えてしまう事が多かった時期に、色を通して自分と向き合う事が出来てよかったなと思います。
過去の自分とも向き合えたというか、やり場に困っていた気持ちが本当に落ち着いたような、一段落する助けになったようにも思います。
後藤さんとの出会いとともに、10年越しのタイミングで「そのとき」が巡って来たのでしょうね。

基準ができると服選びも随分楽になりました♫これからもっと楽しみたいと思います。

興味がある方は是非こちら。後藤さんのサイトです。
T`s color
自分を取り戻したい、また変化を起こしたいと思っている方。おすすめです。

バーチャル・バックステージツアー@朝日新聞社

先日アップした怒濤の日々の合間に2回一時帰国していたのですが、2回目の先月4月は朝日新聞社で「バーチャルバックステージツアー」なる講演会をさせて頂きました。

聴講希望者募集の記事

今年は1957年のボリショイ劇場初来日公演から丁度60周年記念の年になります。6月に来日公演を控えており、そのプレイベントとして早稲田大学バレエ史研究家の川島京子先生とご一緒させて頂きました。

以前、同志社大学の学生さんのゼミで講演をしたことはありましたが、その時は劇場の話ではなく仕事の話がメインだったので、今回のような登壇して講演するというのは初めての経験。

ツアーの様子や劇場内の写真を多用していつも案内しているバックステージツアー同様、劇場の歴史や仕組み、またダンサーやバレエ学校の話も少し触れたのですが、やはり平面だと伝えづらいというか、自分の工夫も足りなかったのは勿論ですが、あの臨場感はどう伝えたらよいのだろうか・・・と終始考えていました。

それにしても、劇場は歴史を包括した空間でやはり圧倒的な存在。それを今更ながら改めて実感しました。
百聞は一見にしかずではありますが、この空間の魅力を言葉と写真でどこまで伝えることが出来るのか。
劇場を離れて説明するときのもう一つの課題となりました。普段のツアーで私はすっかり劇場に甘えていたのだと思います。
舞台は美術・デザイン・衣装・音楽・踊り・歌、そして劇場そのものが、舞台を創り上げる要素の一つなのだということを、今回自分自身が改めて気付くことになりました。

ツアーの最後に

『劇場は単なる建物ではなく歴史的博物館であり、ひとつの芸術作品です』

といつもお伝えしているのですが、本当にそうなんだなと実感。

ご来場頂いた皆さんには少しでもボリショイ劇場がどんな感じか、楽しんで頂けたなら幸いです。

以前モスクワでとてもお世話になった知人、ツアーに参加頂いた後にたまたま「ねこのきもち」(丁度1年前の号でした)でも御縁が繋がった編集者さん、実際にバックステージツアーに参加頂いたことのあるご婦人なども来て下さって本当に嬉しかったです。

また次回も講演する機会があるのですが、その時はもう少し工夫して劇場の空気感をもっと伝えられたらと思います。

こんな感じでした↓

講演会の様子

モスクワ写真部の方に撮って頂いた劇場の写真をフル活用させて頂きました

会場に足を運んで下さった皆さま、そしてこのような機会を与えて下さった主催・関係者の皆さま、
本当にありがとうございました。