ご挨拶

謹賀新年 2019

新年明けましておめでとうございます。

どどーん!空軍博物館モニノにて。中々全部入り切らないとどんどん遠ざかっていった岸本さん。撮影ありがとうございました!

 

元旦の朝、モスクワはとても静かで、厳かな感じで好きです。

大晦日は朝方までお祝い騒ぎをして皆寝ているからなのですが。笑

どこにいても年越しはお蕎麦。やはり日本人ですね。笑

友人宅で年越しのお祝い後、タクシーのお兄さんに乗り込み際に「明けましておめでとう」とご挨拶したら、「僕は新年はお祝いしないんだよ。けど、あなたにとって素敵な1年でありますように」と返してくれました。

 

彼はアゼルバイジャン人でムスリム、いわゆるイスラム教徒だったんですね。

ロシアはムスリム系の割合は非常に高いです。カザフスタンやウズベキスタンといった元ソ連圏からの移民や出稼ぎ労働者も本当に沢山います。2011年にモスクワに戻ってきたときは、アジア系の顔の人つまり中央アジア系の人が増えたなーというのが印象的でしたし。モスクワに遊びに来る友人たちも街歩きをしていると、もっと白人だらけかと思ったと言います。

 

ロシアはユーラシア大陸なので、本当に「網羅してる」って感じです。

西欧風からスラブ、タタール、中央アジア、モンゴル系、ツンドラ地帯に住むチュクチ、そして中国、朝鮮系と、本当に様々です。

↑めちゃくちゃ大雑把に言いましたが。笑

 

日本人を見たのは生まれて2回目!とテンションが上がっていたお兄さん。

トルコ語がわかるのでアラビア語もすぐに習得出来たし読み書きも問題ないけど、95年にアゼルバイジャンから移住してきたときはロシア語に苦労したとのこと。トュルク系の人は元のルーツがトルコなので、そういえばトルクメニスタンに行った時も地元の人が同じような話をしていたなというのを思い出しました。ルーツって面白いなーと改めて思いました。世界が一気に凝縮されるというか。

 

彼の移住は紛争や政治的な問題もあったのだと思います。一身上の都合ではなく故郷や自国を離れなくてはいけなくなる人たちって今でも世界中にいるんだろうなとふと思いました。

どんな人種であれ宗教であれ肌の色であれ、皆人間という哺乳類でイキモノとして変わりません。
寝て・食べて・排泄してを基本に生活しています。
当たり前のことですが、本当に人それぞれでその人の人生があるのだなと
比べようのないものを実感した瞬間でした。

 

日本語を教えて欲しいというので、「こんにちは」と「ありがとう」を教えてあげました。
「ありがとう」を知ってたらもう全部OK。と自分で言った瞬間、本当にそうだよなーとしみじみ。笑

 

最後笑顔で「アリガトウ」と見送ってくれたお兄さん。彼にとって良い年となりますようにと、勝手に祈りました。
感謝の言葉って人をつなぎますね。

 

皆さんにとっても良い1年となりますように!

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

ちゅーるデビューしてしまいました。鼻についてますけど…一心に。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年もあと2日。ゆく年の振り返り

この間明けたと思ったら、もうあと2日で終わってしまう2018年 😯

目の前の景色。ふぁーさんも今年を振り返り中?単純にぼーっとしてるだけか・・・

 

皆さんにとってどんな1年でしたか?

 

世界的な大イベント、ロシアワールドカップもかなり盛り上がりましたね。
イベントを動かす裏舞台の方達に触れる機会を持てたことは、とても貴重な経験となりました。
そして表舞台で活躍する選手たちの姿は、世界中の人たちの心を打つものだったと思います。

ベルギー戦@ロストフ・ナ・ダヌー

 

モスクワに戻って7年目。ボリショイ劇場のバックステージツアーを地道に重ねる中、9月にYahoo!ニュースの取材を受けることが出来ました。昔一緒に時間を過ごした仲間や知人から温かい言葉を掛けて貰い、懐かしく気恥ずかしく胸がいっぱいになりました。そしてバレエ学校時代の同級生との再会も果たせ、時間が経ったからこそ出来る話がありました。→サーシャとの再会

ツアーの様子 photo by奥村盛人

 

バレリーナとしてではなく違う立場で、舞台芸術とは何か・どんな世界なのかを知ってもらう機会を作るというコンセプトは、このツアーを始めた2012年から変わりがありません。もっと言うと、1997年にモスクワに初めて来てバレエ学校や劇場で受けた衝撃、怪我や手術、自分の身体と向き合うリハビリと正に停滞の時期、またKバレエ・カンパニーで熊川さんのトコトン追求思考に触れ、大学で実技ではない大きな枠での芸術とは何かを勉強する中で、自分には何が出来るのだろうと言う問いが少しずつ少しずつ縒り合わさって今の自分がいると思います。

バレエ学校時代

Kバレエ・カンパニー時代 当時のメンバーのサイン入りプログラム

長い時間を掛けて、自分の関わってきたバレエや劇場芸術の世界って何なのか。またその魅力や多面性を知ってもらうにはどうすれば良いのかが自分のテーマになっています。

取材の際に写真提供など色々協力してくれた大学時代の大好きな友人たち

この数年、日本で開催しようと考えているボリショイ劇場の芸術展の件で奔走してきましたが、自分の思う内容や見せ方と、日本で求められているものとのギャップに凹んだり、またあまりにも大きなものなのだと言うことを(今更!)自覚して自分の微力さに怖じけずいてしまい、暫く現実逃避をしていたようにも思います。堂々巡りに陥りパワー不足になって弱っている自分も自覚しました。

天井桟敷の一番端っこの席からの眺め。場所によって全然見え方が違うので、どこが好きか探すのも楽しみのひとつ

 

しかし、日本にいるバレエを習っている・楽しんでいる・好きな人たちに
*踊ることや技術に捉われることなく舞台の多面性を知ってもらうことで、もっと踊りに膨らみが出るスパイスに

また舞台芸術や音楽、デザインやロシアの文化などに興味を持っている人たちに
*音楽家、お針子さんたちの仕事や照明技術、そして文学を舞台にする演出というのは職人の仕事で、そんな多面的な要素がどう絡んでいるのか

さらに言うと、これからどんなことをしようか考えて迷ってしまっていたり、不安を感じている人たちにとっても
*舞台芸術の世界に少し触れることで 何だか面白そうと興味を持ってもらい、自分の人生に豊かさのトピックとして
生の舞台やコンサートを楽しむということを取り入れるヒントにと

 

そういうきっかけの場作りをして行くにはどうすれば良いか、何が可能か。
改めて考え始めています。

勇気付けられたむっちゃんの舞台

 

・・・ゆく年を振り返り改めて自分のコンセプトを確認させて貰いつつ。。

新しいものも柔軟に取り入れ周りの人に助けて貰いながら、具体化していきそうだなと
変化の兆しも見えてきています。

窓際に置いているお花がどんどん咲いてます。外は真っ白☃️右のおにぎりのような子はキルギスからやってきた子

 

くる年2019年も始まったら早いのだろうなって思いますが! 🙄

 

笑顔や優しさあふれる毎日が積み重なり、皆さんにとって素敵な1年となりますように。

どうぞ良いお年をお迎えください。