この度、一般社団法人 日本ダンスサイエンスアカデミー(略称DSA)の理事として活動をご一緒させて頂くことになりました。
◉DSAの活動内容・理念はこちら
DSA主宰の齋藤愛見さん(彼女の経歴/講師紹介はこちら)の活動を知ったのは今から4年ほど前。
元ボリショイ劇場のダンサーで、当時はロシアのブリヤート共和国の首都ウラン・ウデの劇場監督を務めていた岩田守弘さんに活動協力を依頼するため、はるばる東京から飛んできた彼女。ウラン・ウデはシベリア南部にある世界一深いバイカル湖のあるのそばという広いロシアの中でも更に遠い場所なのですが、その情熱と活動内容に「こんな人がいるんだ!」と感心と共感を覚えたのを今でも覚えています。当時はモスクワ滞在時の短い時間の面会でしたが、素敵なご縁を頂きました。
バレエという共通の軸を持って、分野は違えど志を同じくする仲間と出会えたように思っています。
踊るのも観るのも、バレエの奥深さを知るともっと楽しくなる
そんな「知るって楽しい」ということを多面的に学べる場を作っていきたい
この思いを胸に10年モスクワでバックステージツアーを主宰してきました。
今度は形を変えて、楽しくバレエを深掘りする機会を教育面からでも気軽な趣味の観点からでも作れたらという思いがあります。その活動を個人でも、またこのDSAでも行っていきたいと考えています。
昨年11月に「次世代を担う バレエ指導者養成講習会」の座学講師として参加させて頂きました。
私自身も4日間終日講習会に参加し、内容はもちろんですが指導者の方々の貪欲に学ぼうとされる姿勢にとっても刺激を受けました。そして学ぶことだらけでした。
日本ではバレエの教師資格がありません。踊っていたから教えている世界です。
それも基本であり大切なことですが、踊ることと教えることはプロフェッショナル分野が違います。
だからこそ、「教え方、教える要素」を体系的に学ぶことは、先生方の助けにもなりますし、教え方の幅も広がると自分の理解も深まります。一人一人個性も骨格も性格も違う生徒たちに、いかに良い教育が提供出来るかはものすごいチャレンジングなことです。その指導をされる先生方と悩みを共有し知識を一緒に学ぶ場を展開したい、それがDSAのそして齋藤さんの根本にある信念だと私は感じています。
バレエは運動機能向上をはじめ、情操教育としても豊かな媒体です。誰でも多角的に学べて、一生涯の財産・そして楽しみになります。
つまり舞台芸術は、さまざまな芸術分野を含んでいる学びの宝庫です。その一つ一つを解き明かす資料をボリショイ劇場からも提供してもらい、多面的にバレエを眺める教育のサポートをしていくために、気づきや学びに繋がるような講座を行って参ります。
*具体的な座学や講座の内容はトップページの「サービス一覧」からご覧頂けます。
DSAの活動ももっとじわじわ日本で浸透していくよう尽力致します💪
一緒に楽しく学んでいけたら嬉しいです😊
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