Mavita blog “人と芸術時々猫”

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バレエ・スタジオ in Moscow

昨年の秋頃から、痛む足のケアの為にも少し運動が必要*だと思い、どこかバレエスタジオがないかと思っていた矢先、紹介してもらったスタジオがあります。

(*私はバレエ学校在学中の17歳の時に両足首の手術をしています。卒業後、身体改善のリハビリ指導を受けることが出来、痛みを克服してロシア・メソッドを一旦身体の外に出して、新しい動き方を取り入れて身体の使い方を変えることが出来ました。この話はいずれここに綴りたいと思います)

 Балет а большом городе(バレット フ バリショム ゴーラデ)
 このスタジオは若い夫婦が傾斜で、昨年夏IMG_5459の終わりにオープンしました。
奥さんのベロニカはモスクワ中のバレエ・スタジオに数年通いまくり
「こうあれば!」というスタジオの理想を見事実現。
床の質・ロッカールームの清潔さ・先生方の質等々、文句のないスタジオです。
旦那さんもスタジオの設計に協力。大工仕事したそうです。
そう、ロシアでは良くある手作りなんですね。
・・・勿論業者にも依頼はしたそうですが。
昔ビール工場だった跡地で全く何もなかった廃墟のようなスペースを
見事心地良いスタジオへと変貌させました。
こちらスタジオのサイト
 
 
FBもあります
 
 子ども向けのクラス、大人のクラスもプロの先生が揃っています。
お試し価格(500ルーブル)もあるので、興味のある方は是非。
1回だと850ルーブルと少し高めですが、8回〜32回/月という回数券もあります。
こちら大人クラスのスケジュール(全てロシア語)
 
***** 
以下クラスの名称です。
Антре  アントレ・・・初級
Гранд  グランド・・・中・上級
Партер  パルテール・・・フロア・バレエ
              (床に座ってバレエの動きやエクササイズなどを行うもの)
Растяжка ラスチャーシカ・・・柔軟
*****
更衣室も綺麗ですし、トイレ・シャワーも完備。
生演奏のピアノでのレッスンなので気持ちが良いですよ♪

ボリショイ劇場バックステージツアー

今回はボリショイ劇場バックステージツアーについてです

写真はモスクワ写真部・元部長の中村さんにお願いして撮って頂いたものに加え、以前撮影されたものをご提供頂きました。

まずは劇場前で集合

集合

集合

中に入ってクロークにコートを預けます

その後注意事項と自己紹介をした後に案内開始です。

ホワイエ

ホワイエ

特別展示室①

特別展示室①

こちらの特別展示室は3ヶ月に1度くらいの割合で展示内容が変わります。バレエに関するものの時もあればオペラに纏わる展示もあります。幕間に入れる場所なので、観劇の際は是非ぶらりとお立ち寄り下さい。

特別展示室②展示内容は約3ヶ月に1度変わります。

特別展示室②

皇帝の間(小)

皇帝の間(小)

この部屋はある秘密があります。歴史を包括している部屋です。

皇帝の間(大)

皇帝の間(大)

 

パルテール。後ろはバレエ『ジゼル』の幕

パルテール①後ろはバレエ『ジゼル』の舞台背景

観客席はもっと薄暗い時もあれば、オーケストラのリハーサルがあったり照明調整をしていたりといつも違った様子です。

パルテール②お客さんがいないとちょっと雰囲気が違います

パルテール②お客さんがいないとちょっと雰囲気が違います

開いていたら入ってみるベリエタージュ(ボックス席)

開いていたら入ってみるベリエタージュ(ボックス席)

ベリエタージュは一番良い席と言われている2階席です。貴賓席のある階です。

オーケストラ・ピット

オーケストラ・ピット

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天井桟敷(第4ヤロス)

とても高くパルテールとは全然景色が違います。

大リハーサルルーム*リハーサルはやってる日とやっていない日があります

大リハーサルルーム*リハーサルはやってる日とやっていない日があります

リハーサル内容はいつも異なります。勿論何もない日もあります。劇場スケジュールは毎日変わるので一定ではありません。

 

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ベートーベンホール*ここでもたまにリハーサルをしています。入場出来る時と出来ない時があります

 

最後にコートを着た後、ご希望があればボリショイショップ(お土産屋さん)にもご案内します。

以上が案内箇所とはなりますが、劇場スケジュールは日によってころころ変更するため、入れない部屋があったりリハーサルを見たり聴いたりすることもあれば、全く何もなく、解説をじっくり聞くだけということもあったりで一定ではありません。

リハーサルが見たいという方も多いとは思いますが、劇場というのはダンサーやオーケストラの人たちだけでなく、舞台装置の裏方さん、照明・音響の人、掃除や修理の人たちと、沢山の人が働いている職場です。しかもその日によって上演演目も変わるのでそれに合わせた作業を行っており、いつも同じ状態ということはあり得ません。
ですので経路もその日のリハーサルや作業の様子に合わせて臨機応変に変更します。

バレエやオペラという舞台芸術は、踊り手や歌手だけが守っているものではありません。彼らはあくまでも表舞台を飾る代表であり、その責任はかなり重大です。しかし、その舞台を作り上げるには、音楽があり、シナリオがあり、舞台装置や衣装、また照明や音響などの沢山の人たちが集まってこそ成り立つものなんですね。

劇場は単なる建物ではなく、歴史を包括し、ダンサーや観客の思いが渦巻いている場所です。
伝統が息づく、生きている空間なんですね。

 

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*余談ですが・・・*
日本ではバレエを趣味としても楽しんでいる方が沢山いますが、バレエは基本的にスペクタクル、つまり物語を演じ・踊り・お客さんを魅せるものなんですね。
ただ単に足を高く上げたり沢山回ったりという技術的なものばかりに目を向けるのではなく、バレエは「劇場芸術」であるということを意識すると、少し踊り方が変わるのではないかと私は思います。