人生あれこれ

成人の日に思うあれこれ

ロシアは長いお正月休みが終わり、11日の今日から仕事始めです。
日本からすると長い休みで良いなと感じますが、実際は大多数の企業が12月31日まで
お仕事をしているので理解出来なくはないですね。

ただ毎年10日までお休みかというとそうではなく、ロシアは1月7日がクリスマス
(*ロシア正教がユリウス暦に基づいているから)ということもあり、
1日〜7日は確実にお休みですが、その後はカレンダーによって異なってきます。
今年は9・10日が土日だったので10日迄がNew Year Holiday となったわけです。

さて、12月31日の大晦日はやはりお休みにして欲しいと皆考えているようです。
それはそうですね。長い休みに向けて色々と準備もあるしお料理もしておきたいですし。
こちらのブログ『モスクワの大晦日』でも取り上げましたが、オリビエというサラダを
作らなくてはいけませんし。笑

オリビエとふぁーにゃ

オリビエとふぁーにゃ。何故かうっとり

しかし!!ロシア人の知人から聞いたのですが、『オリビエの日』として12月31日を
国民の休日にしようという動きがあるそうです。(!)
冗談のような本当の話・・・

 

さて、日本は今日成人の日ですね。
20代は今から思うと経験が少なく悩みも多く大変なことだらけで、実際戻りたいとは全く思いませんが
体力もあるし色んな事に躊躇なく挑戦出来るし、失敗しても失敗ではなく学びだと1から
やり直しがいくらでも可能。
勿論、人間一生が勉強ですし、いくら年齢を重ねてもいつでも失敗するし、満足行く事なんて
殆どないと思いますが、自分でどんどんしがらみを作ってしまうので、窮屈さを感じる事は
多くなると思います。

しかし、これ世間一般論。

物事をしがらみだと捉えるかどうか。そして窮屈さを作り出すのは結局自分自身の頭の中なんですよね。
年齢を重ねるほどに自由になる人も多い。
余計な力が抜けてきて、良い顔になってくる。
良い意味での諦めが、解放してくれるんですよね。自分自身が作り出した重荷から。
・・・重荷って人と比べて自分を苦しめる「くらべっこの自分」なんです。自分が作り出しているだけ。
しかも人によってそれぞれの人生なんです。同じ人なんていません。

何歳だからこうしていないと、とか皆がこうしているからそうじゃない自分はおかしいのかもとか
「もう何歳だから」とか「周りはこうなのに」とか、人と同じで良いのでしょうか。

大切なのは、自分自身が満足しているか。自分自身でいられるか、ということ。
人によって歩くペースって異なると思うんです。学びをすとんとお腹に落とし込むのに
時間が掛かる人もいれば、あっという間に進んでいける人もいる。皆それぞれ。
ただ、自分で経験して噛み砕いて消化して、はじめて自分のものになるんです。
誰か代わりに引き受けてくれません。笑

だからこそ「何歳だからこうしてないといけない」というのはナンセンス。

 

ここでお勧め、MIKAの『Lollipop』
久々に聴きましたが、やはりこのポッピ−な映像大好きです。歌詞の中にママが言った
「本当の愛が見つかるまで、あなたの人生を生きなさい。恋で落ち込むことになるからね」
というフレーズがあります。そう、人と深く関わる事によって落ち込んだりハッピーになったり
忙しいんです。しかし、あなたの人生を生きなさい、という言葉こそがとても大事。
自分のことを精一杯出来れば、相手のことも大事にしたいって思うようになるのではないでしょうか。

20歳になったからといって全てが急に一変するわけではありません。
数字の羅列です。そして皆順番に巡ってくることです。
しかし自分に責任を持って人生を歩んでいけるようになるんです。
だったら楽しい人生を歩んでいって欲しいと思います。

いつ自分の人生がどう変わるか分かりません。テロだの戦争だの、現在世界は不穏な空気ですし
日本が関係ないかというとそうではありません。
平和に見えるようで実はカモフラージュだと言うことも沢山あります。
いつ自分の人生が終わっても後悔のない様に、
同僚、友人、恋人、家族、その他自分の周りを取り巻いてくれている大事な人たちを
思いきり幸せにして、愛情の出し惜しみはしないことですね。

出し惜しみしていると、結局自分を消耗します。
変にべたべたしたり依存することではなく・・・
言葉が少なくても自分なりの誠意を持って接することが出来れば、きっと相手には届きます。

朝の挨拶、御礼、お詫び、本当に一言でも良いんです。
自分に正直に、大切な人には是非言葉をかけてみてください。

猫には猫の人生が。鳩にも鳩の人生?が。

人と同じく猫には猫の人生が。鳩にも鳩の人生?が。

では、良い1日を!  素敵な人生を。

コンプレックス

前回取り上げたバレエスタジオに友人の紹介で通うようになって4ヶ月。
フロア・バレエ(床に座ってバレエの動きやエクササイズなどを行うもの)から始め
そろそろ・・・と思い、12月に通常のレッスンも試してみました。
フロア・バレエでさえ毎回レッスン終了後は身体中の筋肉がわなわなして
回復まで数日という情けない状況でしたが、久しぶりのレッスンは言わんこっちゃない
ほぼ次のレッスンまで筋肉痛持ち越しでした(笑)

本文とは全く関係ありませんが、ストレッチ中の友人

本文とは関係ないのですが、ストレッチ中の友人

レッスン中のロシア人女性達を見ていて思ったのが、やはりスラブ人の体型はバレエに
向いているのだな〜ということ。初心者の人も沢山いるのですが、それにしても甲高で
股関節の開き方もスムーズ。体型はバレエの動きにフィットしており、
考えなくても動けるし無理感がない。(注:勿論個人差はあります)

・・・改めてバレエというのが西洋のものだということを実感しました。

そしてふと思い出した自分の頑固なコンプレックス。

かれこれもう15年以上も前になってしまいますが、ボリショイバレエ学校のお稽古場に入った時、
すらっとして手足の長く頭や顔の小さい8等身の女の子達に度肝を抜かれ並んでレッスンしたらもう、
鏡に映る自分の姿を見るのが情けなく絶望。場違い感に打ちのめされ、一瞬で挫折を味わいました。
15歳という多感な時期だったから尚更。
その傷はとても深く親や日本人であることをどれだけ恨んだことか・・・(笑)

しかし今思うととても貴重な貴重な経験をさせて貰えていました。ナルハール(キャラクターダンス)の試験後の1枚

しかし今思うととても貴重な経験をさせて貰えていました。こちらバレエ学校時代。ナルハール(キャラクターダンス)のテスト後の1枚

その挫折は怪我をして克服し、バレエ団に入って退団して、バレエから離れて大学に入って卒業して
またロシアに戻って客観的にバレエや自分を見られるようになってきて、少しずつ形を変えて
自分の中に落とし込まれていった感じがします。

いやー、時間がかかるものです。色々消化に時間が掛かるタチですが、ここまでとは、という感じ。

しかしバレエ団を辞めて月日は流れ、
周りでずっと頑張っている友人との会話の中で
色んな舞台を観ている時に
ロシアのバレエ界の変化
ロシアという国やロシア人の生活スタイルの変化を目の当たりにし
客観的にバレエを眺めることが出来る様になった今、感じるのは
全ては「成るようになるのだ」ということ。

私はたまたまロシアやバレエと出会い、その中で色んな事を学ばせて貰っているのですが、
これは何もバレエに限ったことではないと思います。
一人一人の人生が、出会う人やものや機会に巡り合いながら成るように流れているのだと思います。

そして・・・先生や親や周りの言葉が気になって体型に自信が持てず、
変なコンプレックスに囚われてしまっている子達に声を大にして言いたい。

世界はそこだけではなくもっと広い世界で闘わなくてはならないこと。

バレエ団に入ると、そして社会に出ると、そこにだけに構ってられないほど沢山のことが待っていて
無理なダイエットをして自分の身体をいじめることが出口ではないって分かります。
更に結局無理は自分に跳ね返ります。ダイエットは、言わばある一種の逃げ場なんですね。
理由付けというか。
実力が足りない事やクラスメイトと比べて劣っている事を認めたくないあまり、自分は太っているから
とか体型が悪いから、あの子は痩せているから、細いからとか、変な方に回答を求めるようになる。
精神的に追い込んで、違った方法で自分を守ろうとしなくて良いんです。
体型とか容姿とか、本当はそこが理由ではないのです。

コンプレックスをバネにしよう

コンプレックスをバネにしよう

どう踊りたいか、その為にはどのような技術的な工夫が必要か、そしてその工夫にはどんなレッスンや
トレーニングが合うのか、角度を変えて考えてみる。人と比べるのは体型ではありません。
自分で踊れる身体を目指すこと。細いだけでは薄っぺらい踊りになるだけ。
日本人は特に骨格が華奢なので注意しないと外人ダンサーにはね飛ばされます(笑)

人を見るときは良い所は盗む、悪い所は反面教師で己の注意とする。羨ましがる前に努力した方が
何倍も今後の自分に差が出ます。これは私自身の体験です。反省を込めてここに綴ります。

15歳とは思えない大人っぽかった同級生たち

15歳とは思えない大人っぽかった同級生たち

バレエは自分自身と向き合う媒体だと思って、少し離れて眺めることを意識してみて欲しいです。
趣味でもプロを目指すにも、好きなものを食べて、いっぱい動いて、自分の頭で考えて踊る。
身体と向き合う手段としてのバレエでもいいじゃないですか。

何でも出来ることから始めましょう。そして楽しみましょう♪

おまけ。今日のお邪魔虫

おまけ:お邪魔虫